「な、なんか‥‥ぁ‥」
その指の出し入れが徐々に早くなってくる。
「んあ、あ、はぁ、んあ」
「ダメだ。ごめんな、いれるからな‥‥‥」
久川くんはズボンを脱いで、あたしの股の割れ目に擦り付ける。
いやらしい水音が響いた。
それからゆっくりと久川くんのアレが入ってきた。
「んっ‥‥‥」
「力抜いて‥‥‥大丈夫だから」
「うん‥‥‥」
「って言ってもむずかしいか」
そういうと久川くんはあたしの胸を舐めだした。
「ひ、ぃあ!」
そしてその快感にあたしは反応し、少しだけ力が抜ける。
それに気づいた久川くんは一気に入れてきた。
頭が真っ白になりそうなくらいの快感だ。
若干二人の汗で濡れたおしりがぶつかり合って、音が鳴る。
それすらいやらしくて、官能的だ。
「あっ、い、あ、‥‥‥」
「やべ。いきそ‥‥、」
「ん、は、っ、い‥‥く」
「俺も、イキそう、だ‥‥」
「っあぁああん!!」
「でる‥‥‥っ」
こうしてあたしたちは心から好きな人同士でセックスができたのだ。
その後に久川くんから聞いたのだが、
お姉さんと言うのは安藤さんだった。
両親が別れたから苗字が違うだけなんだ。
安心して、久川くんと付き合えるな。
うれしいんだ。
- FIN -