そうだ。
よく幼いころだと耳掃除をお母さんにしてもらったりするよね?
あたしは弱いから絶対に触れさせない。
たとえどんなに家族だろうが関係ない。
だけどなんで知られたの!?
寝てるとき‥‥‥??
………
………
「な、なに‥‥‥なによ。なにが弱点なのさ!」
「こういうことだよ」
けらけらと笑いながら颯太くんはあたしの耳にかぶりついた。
「ひ、ぁ!!」
「ここ‥‥‥耳が‥‥‥弱いんでしょ?」
耳元でささやかれればまた、肩から力が抜けて変な声が出る。
恥ずかしくって真っ赤になってしまう。
「大丈夫。優しくするから。ゴムもあるから安心して」
「‥‥‥はぁ!!??なにすんの!!??」
「いや、一つしかないだろ。なぁ竜也」
「だな!これから俺は最初に見張りやるから、颯太と楽しめよー」
「馬鹿じゃないの!?」
「なにそれ。傷ついた。癒してもらうからな?」
細く笑むと、ぺろりと耳たぶの裏を舐め上げられた。
「んぁあ!!」
それからはぺろぺろと数回耳を舐めては、耳たぶを甘噛みする。
………
………
本当に高校生!?
ここまでセックスをさらりとしようとするとか‥‥‥。
どんな理由であたしの身体に触れるの!?
気が付けばさわさわと制服の上からおっぱいを撫でられた。
ふにふにと手の全体を使ってもまれれば、変な気分になる。
耳ではくちゅ、ちゅ、と
けど、制服の中に入ってきた颯太くんの手は、
いとも簡単にあたしのブラジャーのホックを外した。
露わになるあたしの胸を、直接揉みこまれた。
人差し指は乳首を爪で刺激されれば声が出そうになる。
唇をかみしめて耐えていたが、それに気づいた颯太くんは耳から唇を離して下にさがった。