颯は自分の方に寄りかかる愛花の肩に手を置き、上から優しく口を重ねた。
(颯君の唇、あったかい…)
颯は愛花の肩に置いた手をゆっくりと彼女の背中に回し、グイッと抱き寄せた。
そして、愛花の口に、舌を入れた。
温かい彼の舌が、無遠慮に愛花の口内を舐め回す。
愛花は颯のジャージの裾を、そっと掴んで、口の中で暴れる彼の舌を自分の舌で落ち着かせた。
彼の大きな手が、愛花の小さく膨らんだ乳房を掴む。
それから、颯は愛花の着ているジャージを脱がして、白のTシャツの上から、再び乳房を掴み、揉んだ。
彼の手の熱が、先程よりも鮮明に感じられる。
「あれ、ブラジャー、してる？」
「え？してるよ」
颯は愛花の膨らみに顔を近づけ、手で揉みながらブラジャーを探している。
そして強引にTシャツを脱がしてしまった。
「これって、スポーツブラジャー？」
「うん、そうだよ」
「へぇ…」
颯は感心したように相槌を打ちながら乳房を揉みしだく。
彼の荒い息遣いが、愛花の耳元で囁かれるように聴こえる。
いよいよスポーツブラジャーも剥ぎ取られて、愛花は思わず両腕で胸元を隠した。
が、颯がその両腕をグイッと左右に避けてしまい、小さな乳首が露わになった。
「ちょっと…恥ずかしい…」
そう言って恥ずかしがる愛花にそっとキスをしてから、颯は彼女の乳首を咥えて、唾液であたたかい口内で舌先を器用に使い、愛撫する。
「あっ、んん、あぁん…」
と、微かに甘い声が口から漏れる。
颯に乳首を吸われて、ビクンッと体を仰け反る。
乳首から
颯の顔が離れると、乳首は唾液に濡れて、ビンッと固くなっていた。
「痛かった？」
「ううん、そんなこと無いよ」
「じゃあ、気持ち良かった？」
「う、うん…」
愛花は赤面して口元に手を当てる。
颯はニコッと笑って、愛花の後に回ると、彼女の脇の下からそっと手を伸ばし、アソコに指先をあてがった。
そして反対の手で愛花の乳首を掴み、引っ張ったり指先で転がしたりして刺激した。
「ああん、駄目、両方は駄目！…あんッ、んんんぅ」
「可愛い…すっごい可愛いよ」
「やだ、恥ずかしい…」
颯は、ジャージの中に手を入れて、下着の上から、淫らな桃の肉を擦る。
愛花のお尻には、颯の眠りから覚めた獣の激しく熱する肉体があてがわれている。
「はぁ、はぁ…これも脱いで！」
「あっ、いや、」
颯は不器用な手付きでジャージを愛花の肉付きの良い脚から剥ぎ取り、青の水玉のパンティーを露わにした。
