アツシとまことは、まさに今時のイケメンという感じで、話も面白いし気遣いも出来る。
そんな二人と一緒に過ごせるのは、正直ちょっとラッキーという感じだった。
アルコールが回り、三人ともなんだかふわふわしているような気がする。
「暑いよね」
とアツシが羽織っていた半袖のシャツを脱ぐと、黒いタンクトップ姿になった。
ひきしまった腕に、ほどよく筋肉のついた胸板。
男らしいその体つきに、つい視線がそちらに固定されてしまう。
うっすら汗をかいているのが余計に色っぽく――そんな私の視線に気付いたまことがクスリと笑った。
「明日香さんにそんな風に見られるなら、俺も脱ごっかなー?」
夏らしい半袖のTシャツを着ているまことが、そう言うとTシャツを脱いだ。
下には肌着を着ておらず、Tシャツを脱いだ彼の上半身は、裸体だった。
「え――」
突然現れた肌色に、言葉が出てこない。
腹筋は割れていて、いかにも鍛えている男の上半身。
アルコールに理性が溶かされている状態では、その身体はとても魅力的で――私は思わず、彼の方へと手を伸ばしていた。
二の腕に触れると、汗ですこししっとりとしていて、弾力のある感触が伝わってくる。
………
………
………
「明日香さんも、脱いじゃおっか♪」
まことの手が私の方へ伸び、トップスの裾から上へとまくってくる。
ぼんやりした頭では抵抗しようという考えが浮かんでこず、私はされるがままに、トップスを脱がされた。
キャミソール姿になると、アツシの手も伸びてくる。
二人の手がそっと私の身体に触れ――熱い手のひらが、キャミソールを上へとたくし上げていった。
男性二人に挟まれて、他人の家で、私の上半身はブラジャー一枚の状態になる。
………
………
………
「はぁんっ!」
片耳を突然なめられて、声が出てしまった。
自身の声で、これから始まることに身体がじんわりと熱を帯びていく。
男の手が私の胸をブラジャーの上から円を描くように揉み始めると、期待した身体がびくりと震えた。
両側から別の男に愛撫され、ブラジャーが上へとずらされる。
あらわになった胸に直接触られて、指がそっと乳首をつまみ上げた。
柔らかな乳房が男の手で形を変えられ、指先が胸の頂を刺激する。
指先で何度も潰すように刺激され、摘まんでこねられると、乳首がきゅう、と硬く尖っていく感覚がした。
ぞくぞくとした甘い
「あっ、ん……ふ、ぅうんっ……」
左右の乳首が別のリズムで愛撫され、声が抑えられない。
暖かな感触が尖った乳首を包み――ぬるぬるの舌が乳首をさらに刺激した。
唇で食まれ、ちゅうっと音を立てて乳首が吸われる。ぞくぞくとした快感が背筋を震わせ、もうたまらなかった。
男二人が、背後にあるベッドへと私を誘う。
ベッドへ仰向けに横たわると同時に二人の男の手によってスキニーデニムが脱がされていく。
ぴたりと脚に沿っていたそれが脱がされると、私は他人の家のベッドの上で、ショーツしかまとっていない状態になってしまう。
太ももを手で開かされM字開脚のようになると、秘部にショーツが張り付いている感触がした。
アツシが私の胸を手で愛撫し、もう片方をしゃぶられる。
その快感に気をとられている間に、まことの指が私の脚の間をゆっくりと擦った。
張り付いたショーツの上から、割れ目がなぞられる。
敏感な
「あっ……!は――あっ!」
こり、こり、とそこを重点的に引っかかれると、もうたまらない。
気持ちよさに身体がよじれ、それを男の手によって抑えられる――ショーツの上から触られているだけなのに、小さく水音が聞こえてくる。
乳首とクリトリスを愛撫され、私のソコは熱くなり、じんじんと疼いていた。
愛液がとろとろと溢れているのが、自分でも感じられる。
いつの間にか私の腰は揺れ、指でクリトリスを強く刺激させようと腰をこすりつけていた。