マニアック

天才博士からの開発

押し拡げられた秘処が、自らの意思に反して淫らにうごめく。

ヒクつきながら、銜え込んだ陰茎を美味そうに飲み込んでゆくのを自覚して、佳菜子は呻くような嬌声をあげた。

ピーッ!ピーッ!と、モニターからアラーム音が鳴り響く。

ちらりと見える脳波の波も激しく乱高下を繰り返して、偽りなく佳菜子の状況を暴き立てていた。

「佳菜子ちゃん、すっごく興奮してるでしょ?それにさっき見た絶頂の波形に似た形がモニターに出てる。もっと気持ちよくなりたい?」

「……っ」

ピ、ピッ。答えられない私の代わりとばかりに、勝手にアラーム音が開発室に響いた。

「ほら、身体は正直だって言ったでしょ」

「――……ッッ!ッ!ッ!」

ずぐんっ!と、一気に最奥まで、犯された。

唇が無意味にぱくぱくと開閉する。

蜜壺がきゅんきゅんと収縮して、息つく間もなく絶頂の坩堝に叩き落された。

室長は佳菜子の顎にだらしなく伝った唾液を指で拭うと、愉悦にとろける双眸そうぼうをくぅっとすがめる。

「挿れたれただけで絶頂するなんて、随分と感じやすいみたいだね」

「ぁ゛ふっ、ひ……」

絶頂の波をゆっくり下りながら、佳菜子は吐息とともに嬌声きょうせいを漏れ散らばせる。

そうすることでどうにか正気を保つことができた。

「佳菜子ちゃんは優しいのが好き?」

室長はそう言うと、最奥を小突くようにちゅこちゅこと陰茎を動かす。

ボルチオを擦りながら揺らされて、佳菜子はとろんと顔を蕩けさせた。

ピ、ピ、とモニターからゆるいアラーム音が流れて、佳菜子に代わって返事をする。

「それとも手荒なのが好き?」

ごぢゅんっ!と最奥を押し潰すように、太い陰茎が捻じ込まれた。

佳菜子が「ひぃぃっ」と悲鳴を上げて仰け反っても、容赦のない抽送が蜜穴に叩き込まれ続ける。

「ッぎ、ぃぐッ!いっちゃ゛ぁっ……あ、あーーーっ」

佳菜子の嬌声とアラーム音が二重奏のように響き、波形が小波をいくつも描く。

「へぇ、佳菜子ちゃんは乱暴な方がお好みか」

「ち、ちが、やら、や゛、あ゛ぁ!いく、い、ぎ、いぐぅっ」

「感じやすい女性ってさ、一度目に絶頂した時間の半分で、次は絶頂するって聞いたことあるんだよね。そうしてその次も、その半分で」

理性の軛が今にも抜けそうな佳菜子を見つめて、室長は肉壁を引き摺り出すように杭を引き抜きながら、眼を眇める。

「何度も何度も絶頂させたらさぁ、ずぅっと絶頂しっ放しになるのか……試してみたかったんだよね」

「っは、ぁ、ま、さか、冗談……れす、よね……?」

「俺は冗談は好きじゃない」

室長は酷薄に笑み、その猛りを一気に奥まで捻り込んだ。

「ぃ゛、??ッ!?」

絶叫。

痙攣。

また、絶叫。

「ゃ゛、あ゛ぁ、ッお゛!?また、あ゛ぁッ!も、いき゛たくな゛ッ……からだ、お゛かしぐッ、なぅ゛ッ」

狂ったようにアラームが鳴り響く中、佳菜子は自由になる手足をめちゃくちゃに暴れさせて、少しでも快楽を逃そうとする。

しかしろくに力も入らず、その上がっちりと腰を掴まれて抽送を叩き込まれているため、まったくの無駄な抵抗となった。

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