マニアック

私はブルマで旦那を射止めました

●クラスメイト憧れの大きな紺桃

心地よい秋風が吹き渡るある10月初旬、私は小学校の体育祭を見に来ていた。

私の娘・桃花ももかの晴れ舞台をしっかりと目に焼き付けるために、旦那と一緒に朝から駆け付け、桃花を応援している。

娘は小学校6年生で、来月からは中学生になるので、小学生としての体育祭は、今年で最後になる。

桃花は運動神経がよく、足もクラスで一番早いようで、50メートルの徒競走やクラス
対抗リレーではアンカーを務めるなど、今日は、娘の活躍がたくさん見れそうだ。

桃花の小学生最後の晴れ舞台となる体育祭ということもあり、旦那も張り切って、新しい
ビデオカメラを新調し、娘の躍動する姿を夢中で記録し続けている。

「桃花っ!ほらっ!、こっち向いて!おぉー、そうだ、いいぞぉー、その調子!」

桃花はすごく迷惑そうだ。

「やめなって!桃花が恥ずかしそうにしてるじゃないの」

「いや、小学生最後の体育祭なんだから、逃さずにいろんな桃花をきちんと記録して
おきたいんだ」

何だか、私も恥ずかしくなってきた。

大人しく撮ってればいいものの、桃花や周りのクラスメート、保護者の方々に、迷惑をか
けないか心配で仕方がない。

肩身の狭い思いをしながら桃花の応援をしていると、突然、旦那が変なことを口走る。

「でも、あれだなぁ、今の子供の体操服って、昔と違って男女ともにハーフパンツを穿いているんだね」

「それが、どうしたのよ?」

「いや・・・、何て言うか、寂しいよなぁ・・・」

「はぁ?どういう意味よ?」

「だってさぁ、俺らの時代を思い出してみなよ。短パンの男子はいいとして、女子の体操
服って、ほらぁ、下はブルマだったじゃない?」

「えっ、あ、ま、まぁそうだけど・・・。それが、どうしたっていうの?」

「いやね、俺、ブルマ好きじゃん。麻衣子まいこちゃんのブルマ姿って最高だったよね」

「バカッ!な、何言ってるのよ。今言う話じゃないでしょ。周りに聞こえたら、どうする
のよ?もうっ!」

「アハハ、ごめんごめん。でもさぁ、ブルマって、麻衣子ちゃんの大きなお尻に本当に映
えていたよね。紺色の大きな桃って感じでよかったよなぁ・・・」

「も、もう、いいって・・・」

本当に困ったものである。

 

だけど、旦那の直人が私のブルマ姿がお気に入りなのは、本当の話なんです。

私の名前は、京山麻衣子きょうやままいこ、37歳。

旦那の京山直人きょうやまなおととは、小、中、高と、地元の同じ学校に通っていた。

直人との最初の出会いは、彼の唖然とする言葉から始まった。

「ずっと思ってたんだけど、倉坂さんって、お尻、すごく大きいよね!」

驚いて言葉が出てこなかった。

初対面の相手に対して、よくもまあ、そんな失礼なことを言ってくるなと、私はしばらく
の間、空いた口が塞がらずにいたのを今でも鮮明に記憶している。

そんな失礼な初対面から、後によく直人と結婚に至ったものだと、今でも不思議で仕方が
ない。

 

周りに人がいても、私のブルマ姿が好きだと言えるんだから、今思えば、初対面の時に、
平気であのような失礼な言葉を言ってきても、何らおかしくはなかったのだ。

そして、直人と初めて出会ったその日以来、毎日のように、私のお尻を見つめる彼の視線
を感じていた。

特に、体育の授業で体操服姿になり、ブルマを穿いた時の彼の熱い視線はすごかった。

もう私のお尻に穴が開くんじゃないかってほど、ジッと見つめている時もあるほど。

自慢じゃないけど、私のお尻は少し大きめで桃のように丸いプリッと少し上を向いた美尻
だったから、クラスの男子全員の注目の的になったいました。

体育の授業の時なんて、みんなチラチラ私のお尻ばかり見てくるんだもの。

クラスメイト憧れのお尻って感じかしら。

同じクラスの男子だけでなく、他のクラスの男子生徒の噂にもなっているほどだったな。

そんな中でも、直人は人一倍私のお尻に執着していたように感じる。

目つきが違って、誰よりも私のお尻を見ている時間が長かったと思う。

何だか誰にも取られてたまるか!っていうようなすごい目つきをしていたんだから。

もう、ブルマには目がない、いや、私のブルマ姿のお尻には目がないの。

そう言えば、小学校の文化祭の時だったかな。

模造紙もぞうしに絵を描いていたんだけど、その時、私は四つん這いになって、少しお尻を上に突き出すような体勢で描いていたの。

何か気配を感じるなと思って、ふと後ろを振り向いたら、すぐ後ろ1メートルぐらい
離れた所で作業をしていた直人が、私のお尻を凝視ぎょうししていたんだよね。
………

………
あれには驚いたなぁ。

確か、その時は、服が汚れちゃいけないから、みんな体操服に着替えて作業していた
かな。

直人にとって私のブルマ姿のお尻は大好物だから、目の前に四つん這いで突き出され
たら、そりゃ見ちゃうよね。

慌ててお尻を逆方向に向けて作業し直したっけ。

でもね、最初の頃は、そんな私のお尻ばかりに興味を持つ直人のことが、あまり好きでは
なかったんだけど、次第に、彼に惹かれていく自分がいたの。

ジロジロお尻ばっかり見てくるんだけど、たまに褒めてくれて、

「倉坂さんはとてもスタイルがいいよね。特に、お尻は本当にキレイな形をしてる」

何てことを毎日のように私に言ってくるの。

周りにクラスメイトもいるし、恥ずかしいから止めてほしかったんだけど、毎日言われ
続けているうちに、直人に対して好意を抱くようになりました。

褒められて嫌な人間なんていないじゃないですか。

女の子にとって、キレイだとか、スタイルがいいとか、そんな風に褒めてくれると結構
嬉しいものだし、相手に対してもプラスイメージに変化していく。

そんな感じで、気が付いた時には、私は直人のことを好きになり、異性として意識するよ
うになっていきました。

それに、これは運命的なものなのかもしれませんが、なぜか、直人と一緒にいる時間が
他の男子よりも圧倒的に多かったのも、彼を意識する後押しになったかもしれません。

驚くことに、私と直人は小、中、高と、12年間同じ学校で、しかも、全て同じクラス
という奇跡的な偶然。

名前も京山直人、倉坂麻衣子と同じカ行の苗字だから、出席番号も前後の並び順。

身長も私も直人も高い方だったので、並ぶ位置は同じ後ろの方。

クラブも同じ陸上部で、図書委員も一緒にやっていた。

それに、直人は一つ隣の町区域に住んでいたので、帰り道も同じで、一緒に帰ることが
多かった。

それだけ長い時間一緒にいれば、他のどの男子よりも身近な存在になり、気心知れた仲
になれたのもうなずけます。

大学こそは違う学校になったけど、高校1年の時に、直人に告白されてからは、彼とは
ずっとお付き合いを続け、その後、結婚に至ったのだ。

そして、直人は小、中、高と、ずっと私のブルマ姿のお尻を追いかけ続けてきた。

私のお尻、ブルマを穿いた紺色の桃尻が、私と直人を結び付けてくれたと言っても過言
ではないでしょう。

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