マニアック

私はブルマで旦那を射止めました

●体育座り盗撮コレクション

私のブルマ姿のお尻が大好きな直人だけど、彼には変わった性癖があることに気付く。

その直人の変わった性癖に気付いたのは、確か小学1年生の時だったと思う。

小学生になって一番最初の体育の授業。

初めてブルマを穿いての体育の授業に、ちょっぴり恥ずかしかったのを今でも鮮明に覚え
ている。

そして、その最初で教わったのが、体育座りという座り方でした。

地面にお尻を着けて、立てた両膝を両手で抱え込んで座る方法で、抱え込んだ両脚が、
横から見ると三角形の形になっているので、三角座りとも呼ばれていたこの座り方。

何を隠そう、直人はこの座り方が大好き。

体育の授業の時に、よく私、そして、直人の順番で並んで座ることがあったんだけど、
彼はいつも私の背後にピッタリとくっ付いて座っていたんです。

大人になってから直人に聞いたんだけど、どうやら、私の背後に近づいて、ジーッとお尻
を凝視していたんだとか。

何でも、後ろから見た私のブルマ姿のお尻の形が、たまらなく好みの形だったんだって。

最初の頃は、後ろで凝視していただけだったけど、しばらくすると、直人の行動は、さら
にエスカレート。

ある日の体育の授業で、いつものように、私、直人の順番で並んで体育座りしていると、
何かお尻に当たっているような感覚を覚えました。

気になった私がチラッと後ろを振り向いて見ると、体育座りをしている振りをし、
両膝を抱えている両手を下ろして、手の甲で私のお尻を後ろから軽く触っていたのです。

直人は慌てて両手を引っ込めましたが、バレバレ。

何かありましたか?っていうような表情をして、とぼける直人。

毎回、体育の授業になると、何度も繰り返し触ってきたので、いちいち指摘するのがもう
面倒くさくなった私は、黙って見て見ぬ振りをしていました。

そんな好き勝手にやらせていた私の対応がよくなかったのか、直人の体育座りへの執着が
ドンドン強くなっていったのです。

 

そして、その体育座りへの執着心が露わになったのが、私が参加していたママさんバレー
の練習の時。

今から5年前、娘の桃花が小学校に入学したのを機に、同じ小学校に子供を通わすママ
さんたちで作ったチームに参加させてもらうことに。

週に1回だけの活動でしたけど、小、中、高と陸上部と掛け持ちでバレー部にも所属して
いた私は、すぐに馴染んで、そのチームの中心選手になりました。

運動やストレス発散にもなって、毎回、楽しみに参加していたんですが、ある日から、
なぜか、直人も付いてくるようになったのです。

理由を聞くと、何でも私の練習する姿をカメラで撮りたいんだとか。

カメラ何て普段使ったことなんてなかったし、急に、そんなことを言いだした時には、
一瞬、ちょっと変だなと思ったんだけど、あまり気にしないことにしました。

ところが、それが嘘だってことに気付くまで、そんなに時間はかかりませんでした。

娘の桃花が通う小学校でのママさんバレーの練習に付いてきた直人は、顔がニコニコして
何だかとても嬉しそうな感じ。

小学校に到着して、体育館内にある倉庫で着替えてからコート内にママさんたち全員が
集合すると、直人はカメラの準備をしていました。

そして、練習が始まると同時に、体育館の隅っこの方でパシャパシャという写真を撮る
音が聞こえだしたのです。

「おぉ、いいよぉー、麻衣子ちゃん、その調子!」

あんな大声出しちゃって・・・。

「あら、京山さんの旦那さん、えらい張り切っちゃって」

「ホント、奥さん思いの旦那さんで、羨ましいわ」

周りのママさんたちから、褒めてるんだか、冷やかしてるんだか、どっちかわからない
ような言葉が、次々と飛び交う。

は、恥ずかしすぎる・・・。

お願いだから、カメラで私を撮るのはいいけど、黙ってやってくれないかな。

そんな恥ずかしい思いをしながら、今日の練習は全然集中できずに終わってしまった。

結局、その日は一向に練習に身が入らず、チームの中心選手とは思えないような、簡単な
ミスを連発してしまう始末。

一方、直人は大満足といったような表情をしていた。

きっと、いい写真が撮れたんだろう。
………

………
練習が終わって帰宅すると、

「いやぁー、今日は、本当にいい写真がたくさん撮れたよ」

リビングのソファーで嬉しそうに話してくる。

「最近じゃ、カメラのフィルムを現像してくれるお店って減ってきてるような気もするん
だけど、どうするの?」

「大丈夫だよ。最近は、自宅で誰でも簡単に現像できるツールが売ってるんだ。だから、
現像は自分でしちゃおうかなって」

「えっ、そうなの?」

「うん、できるよ。そして、ネガフィルムを専用のスキャナーでスキャンしてしまえば、
写真のデータも簡単にできるんだよ」

そう言って、自分の部屋に入っていった。

翌日、直人が仕上がった写真を持ってきて、

「思っていた以上に、いいのが撮れてたよ」

なんて言いながら、リビングのソファーで写真を見ている。

そんなにいい写真が撮れたのかと思って、後ろからそっと覗き込んでみたのです。

「どれどれ、いい写真撮れてた?」

「これなんか、最高じゃないかな」

そう言って、直人は私に手に持っている写真を見せてくれた。

「えっ?な、何これ・・・」

手渡された写真を見て、私は唖然とした。

なぜなら、写真の中には、私が体育座りをしているお尻のどアップが写っていたのです。

それは、まるで盗撮された写真のようでした。

「い、いや、ちょっと、待ってよ」

「ね、いい写真でしょ。ほら、これなんかもいい感じじゃないかな?」

次に手渡された写真も、別の私の体育座りのお尻のどアップでした。

当時、ママさんバレーも、ユニフォームはブルマを穿いていたんだけど、おそらく、直人
はそのブルマ姿の私を目当てで写真を撮りに付いてきたんだと思う。

それも、どれも私が練習中に体育座りでコーチの話を聞いている時の写真ばかりで、ほぼ
お尻のどアップの写真だったのです。

「そう言えば、直人って、ブルマ姿の体育座りが好きだったよね」

「アハハ、バレてたんだ、大好きだよ、麻衣子ちゃんの体育座り!」

まあ、小学校の時に、体育座りをしている私のお尻を触ってくるのを、注意せず黙認して
きた私にも責任があるので、強く非難することはできなかった。

それ以降、ほぼ毎回、ママさんバレーの練習に付いてきては、私の体育座りの写真をたく
さんの撮りまくっては、大切にコレクションしていったのです。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
RELATED NOVEL

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。