今日はターゲットをみつけて語りたいと思います。
さてさて、今回はどんな物語があるのかな?
あ、彼女いいねぇ。
禁断の恋しているとは。
たまにああいう子も助けてあげたいな。
さて、日常をのぞいてみよう。
彼女こと、
それは、学校の担任がまゆの義理兄になったことだ。
それだけならまだしも、まゆは大人気のかっこいい義理兄の
「黒川、ちょっといいか?」
まゆを呼ぶのは同じクラスのさわやかサッカー少年の
「いいよ」と返事をして二人はお昼休みの今、教室から出て行った。
「加藤くんって・・・まゆ呼び出してるけどまさかまさか!!??」
「そういえば前にまゆちゃんに恋人いるか聞かれたことあったなー」
「うわガチかよ。黒川さんみたいな地味陰キャが好みなんだー」
女子のうわさは早い早い。
もちろんそれは和人も耳を大きくして聞いていた。
「結城先生、なんか怒ってます?」
和人ファンの女子から聞かれた。
「いや、ただ飼いならし中のねこが頭をよぎってね」
「ふーん」
「・・・調教が必要だな」
なんとなく、嫌な予感が走る。
場面変わって玄関前。
そこにはまゆと加藤がいる。
「あのさ、俺、一年の時からずっと好きなんだ。付き合ってほしい」
「・・・・え?」
「好きなんだ」
「あたしを!!??」
加藤は予想外な返答に驚いた。
「いや、やめなよ加藤くん!あたしなんか自分で言うのもなんだけど、めちゃくちゃ陰キャで通ってるから!!地味だし短気だし、いいところなんて・・・」
「・・・・・ははっ!おま、黒川ってそんな感じか」
「なに??」
「余計好きになるわ。俺と付き合え」
まゆの心と頭に横切った内容があった。
(加藤くんを・・・好きになれば先生を忘れられる・・・?)
「でもあたし、好きな人がいて・・」
「そいつとはまだ付き合ってないんだろ?」
「まぁね。ってか付き合えないような人だし」
「ならさ、忘れさせるくらい黒川をカバーするから。だから俺のところに楽に飛んで来い」
そこまでの一連の流れ、実は見ていた人がいた。
それはほかの誰でもない、和人だ。