「う……ねぇ、そうじゃ、なくて……っ!」
私、イク寸前でほっとかれているんですけど?
イカせてほしくてナカはきゅんきゅんと締まり、クリに至っては触られていたときの快楽を逃がせないままじんじんしっぱなしだ。
「ん?なぁに?」
――わかっているくせに!
七原はにっこりと笑うと、指サックを外してしまった。
「あっ……」
「そんな
「……っ!」
恥ずかしい。むかつく。でも、否定できない。
いろんな感情がせめぎ合い、ついぎゅっと目をつむってしまう。
七原の表情は見えないけど、きっとにやにやしているのだろう。
太い、男らしい指が私のナカに潜り込んでくる。
「あぁっ!」
「あー……どろっどろのぐっずぐずだねぇ。友加里ちゃんのナカは。えっちな汁がお尻まで溢れちゃってる……。僕の指、そんなにもぐもぐ締め付けちゃって、美味しい?」
「あああっ!そこ、そこぐりぐりしないでぇっ!」
お腹側のざらざらしたところを持ち上げられると、内側からもクリを苛められている気分になる。
私の静止なんて意味をなさず、わざと強弱をつけてぐりぐりと撫でられればすぐにでもイきそうだった。
「ねぇ、お願いっ……!もぅ、イかせてよぉ……っ!」
アソコの疼きが止まらない。
きゅんきゅんと指を締め付け、一番気持ちいいところでイかせて欲しくて、見せつけるように足を広げた。
――こんな恥ずかしいおねだり、また弱みのネタにされてしまうってわかっているのに。
無情にも、七原はつぷんと指を抜いてしまう。
「だーめ。玩具、まだ三個しか使ってないんだよ?」
「ひっ……ひどい……っ!」
「かわいくおねだりしてもダメ。でも、次で嫌でもイっちゃうんじゃないかな?――これ、今日の一押しね」
七原が取り出したのは男性器を模したバイブ……手元で枝分かれし、それがクリトリスも同時にかわいがるための形状であることは明白だった。
「これね。ナカでイきづらい女の子を開発するために考えられたデザインなんだって。友加里ちゃんの大好きなイボイボもいっぱいついてるし、もちろん振動するよ。楽しみだね」
くちゅっと、私のアソコにバイブを擦り付ける。
パステルピンクのそれは、あっと言う間にいやらしくてらてらと濡れた。
「んっ……あ、なに?あつ、い?」
シリコンでできているであろうバイブはてっきり冷たいと思っていたのに。
火照っている私のアソコより、そのバイブには熱がある。
「そ、女の子には嬉しい温感機能付きだよ。じゃあ、挿れちゃうね」
「あっ!ああああっ!」
待ちに待った決定的な刺激に全身が震える。
バイブが奥に入りきる前に、気持ちよくなりたくてたまらなかったナカが挿入の圧迫だけで簡単に果ててしまった。
「はぁっはぁ……あったかい……」
無理やりな刺激に苛めれて続けた私の身体は、優しく包み込むような温度に甘えてしまい、動いてもいないバイブにメロメロになってしまう。
「えー!もうイっちゃったの?仕事になんないじゃん……まぁもうどのみち我慢できなかったからしょうがないか」
七原ははくはくと息をする私を非難しながらバイブをぐりぐりと動かす。