恋のはじまり

初めての相手は営業さん

両方の突起を押されたりこねられたりされると、

苦しい声が漏れた。

「む、ぅ」

それでもくちゅ。とキスを続ける。

キスの最初は唇を閉じていたが、

鈴村さんの舌があたしの唇を舐め上げて隙間を作る。

その隙間から舌が乱入してきて、ぬるっとからめとられた。

気持ちよくて、心が満たされていくことがよくわかる。

唇が離れると、銀の糸が紡がれている。

鈴村さんはにこっと笑うと同時に胸の尖端を握られた。

「っっ!!」

あまりの快感に悶えてしまう。

それから鈴村さんの舌先は胸の尖端を這った。

「んぁ」

ぴりぴりと甘い刺激がやってくる。

ちゅっと吸われたり、ぺろぺろと口内で犯されたり、

一番効いたのは舌先でチロチロとされる時だ。

声を必死にこらえて身体をはねらせていた。

「声、聴かせてよ」

「は、い、鈴村さ、」

「か・な・た」

「奏多さん…………?」

「よくできました」

そう褒められると、スカートの中に手が入っていき、

パンツを横からずらして一本指が勢いよく入ってきた。

「ぁぁあんっ」

指がぐちゅぐちゅと動かれると頭が真っ白になりかける。

「ねぇ」

喘いでいると耳元で先ほどよりも低い声で話しかけられた。

「感じてるの?気持ちいいの?どこが?」

「なっ………」

「言わないとこのままだぞー?」

指で膣をかき乱される。

膣内のある場所をくいっと動かされた瞬間、あたしは悲鳴のような嬌声きょうせいが出た。

「あぁ、んあ、感じてま、す……だって……気持ちよすぎです…………」

「正直でいい子だ。俺のも準備万端だから、いれるな」

そう言ってバッグからコンドームを出していた。

いつの間に、と聞くとさっきの薬局で買ったとことだった。

「いれるよ」

「はい…………」

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