「?」
「好きです」
「……え?」
うそ。
「初めて俺んちに来た時からずっと好きでした」
「それって…」
「かなりの年月、片想いしています」
「え、あ、あ、ありがと…」
「でも兄貴の彼女だし、応援しなきゃってずっと我慢してきました。けど数日前に不倫していることを知って、我慢していることがいやになった。から、今日告白するって決めたんです」
不倫された兄嫁に告白…?
学生の頃からってこと?
あたしずっと好きでいてくれたんだ。
「お願いだから別れてくれ」
「…ありがとう。考えておく」
「じゃ、最後までしますか」
「!?」
あたしに馬乗りになった竜くんは、ニヤリと笑っている。
正直拒めないあたしがいるんだ…
がまんならない。
「……」
「いらない?」
「…ほ、しぃ…」
「ん?」
「ほしい、ょ…」
「よろこんで」
そう言い竜くんはチャックを下ろして一気に挿入する。
あたしは拓とは違う、もっと大きなペニスに快感を覚えた。
ゆっくりと動く竜くんには理性のスイッチが切れていたみたい。
その証拠に出し入れする速さが拓とは違う。
だめだ。
拓と比べてしまう。
だって今まで拓としかしてなかったし。
「…は、なに考えてんの?」
見抜かれた…。
「余裕あるんだね。なくしてやるよ」
胸の突起をペロペロと舐められて、空いている手は膣の上にあるクリトリスをこすってくる。
たまらない。
「っぁ!!ぃあ!!!んっ!!」
「かわいい、な、涼音」
「はぁ、ん!!竜…竜くん…!きもちぃっ!いく!イッちゃう!!」
「いいよ。一緒にいこう」
「~~っっあああぁぁぁああ!!!!!」
「くっ…」
射精する一歩手前に抜き出し、あたしのお腹の上に射精した。
息が上がってしまったあたしは力が入らずで脱力している。
竜くんとのセックスは、最高に気持ちよかったな…
「またしましょう。誘いにいきますね」
あたしは竜くんに縛られた、と認識したのです。