「おーい村木、山田を怒らせるな?なんたって柔道中毒ヤローだからな」
「じゅう…………?」
それは初耳。
「てめぇ何を言って」
「でも唯一俺に背中を取られたことがショックで辞めたんだよねー?」
「それ以上喋るな」
そんな不思議なやり取り。
あたしはなんて幸せなんでしょうか。
神様、ありがとう!!
「それはそうと村木。お前も俺を撮りに来たのか?」
「あ!はい!!」
「素直だな。」
優しく微笑む杉川さん。
やーんとろける―。
そしたら山田先生が続いた。
「可愛いだろ」
「え!!」
「素直が取り柄だもんな、村木は」
「いや、えっと、その………」
「山田が…………褒めてる…………」
その姿を見た杉川さんは
「山田は普段から他人には厳しいんだぞ?それがこんなにやわらかいとは…………」
「うっせー」
「なるほど。じゃ、これはどうだ??」
そういうと杉川さんはあたしの後ろに回って胸を揉みだした。
「!!??」
あたしも混乱。
「おい杉川やめろ!」
山田先生も混乱している。
「おおぉ。でかいな。みためよりふくよかでやわらけー」
「っあの。先生…………」
「ブラジャーのホックはっけーん」
「杉川。その辺にしておけ」
そうだよ!!
助けて山田先生!!
「俺も混ぜろ」
えええ!!!??