マニアック

妄想女子とリアル体験

「はぁ……玲愛ちゃん、イキそう?」

「ん、あぁ! わ、かんな……あぁっ!」

 聞いてきたくせに答えさせるつもりがないのか、より一層奥へ打ち付けられた。

 その瞬間、はっきりと絶頂しそうな感覚に目覚める。

 それなのに。

 由紀さんの動きは一度止まり、

その手はシャワーノズルに伸びた。そして

 ――ジャアアア!

「いやぁああああああっ! だめぇっ! ひっ! ひぁああっ!」

 最強にされた水圧が私の秘部へとあてがわれる。

繋がったところを避け、むき出しのまま放置されたクリトリスをとらえた。

「ひっ! やぁあっ! これ、やだぁっ!」

「くっ……っ! あぁ! 今イった? 
締め付け、すげぇ、びくびくしてる……」

「イッた! イッたからぁあっ! イクぅっ!」

「あー……すげ、連続イキ? 気持ち良さそー」

「いやぁあああっ!」

 クリトリスにシャワーがあてがわれたままゆるく腰が動きだす。

丁度Gスポットのあたりを捉えた亀頭はぐいっと持ち上げるようにそこを擦る。

その瞬間、目の裏が真っ白になるほどの絶頂を覚え、膝から崩れ落ちそうになった。

「も、もぉだめぇええっ!」

 何度も白旗を上げているのに、由紀さんはそれを許さない。

 やっとシャワーを止めてくれたかと思うと、

クリトリスを指で挟み、優しくこりこりとね始めた。

「ああぁっ! やだやだぁ! クリ、もぉ離してぇっ!」

「んー? ここばっかりいじめすぎちゃったから労わってあげないとね。
それとも、ナカをもっとしてほしい?」

「あう、ああっ!」

「あは、もうイキすぎて何言ってるかわからなくなっちゃったね」

 ――ぱちゅっぱちゅっ、ばちゅんっ!

 たんたんたん、と単調なリズムで。

でも的確にGスポットを捉えて、

子宮口めがけるように深く腰を打ちつけられると、

イきっぱなしだった身体はあっけなく果てる。

「あぁああっ! イクぅうううっ!」

 身体が限界まで弓なりに反れ、全身が激しく痺れた。

「く……あぁっ!」

 由紀さんもそれに合わせて絶頂したようで、ぬるんっ! 

と強直が抜かれ、太ももに大量の精を吐き出す。

 ――びゅくっ! びゅるるる……っ

 生暖かいそれを肌で感じながら、私は今度こそ膝をついた。

 先ほどまでとは比ではない疲労感にぐったりしていると

由紀さんはシャワーで私の身体を流してくれる。

「どう? 妄想と比べて」

 意地悪く笑う由紀さんはいつの間にか泡立てたソープで私の胸を撫でまわす。

その手つきははっきりといやらしくて、

快楽に浮かされた私は上手く抵抗することができない。

「比べも似にならないくらい、気持ちいい、です……」

「そう? でも、俺じゃないとこんな経験できなかったと思うよ?」

 好意とは相反して。

最初に見た時のような、さわやかな笑みが向けられ、

ぬるぬると身体をまさぐる手が足の付け根に進み……

 そこから先は覚えていない。

 ただ言えるのは、妄想を超える経験をしてしまったという事実だけだ。

- FIN -

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