受け入れたことのないそれは、どこかむず痒くて、恥ずかしくて、どんどんもどかしいようなムズムズがあって、気持ちいいのに、発散できない。
「すげ……由梨菜のナカ、きゅんきゅんしてる……」
幸彦さんはどこか我慢をしているような表情で、それが妙に色っぽい。
「ん……これ、どう?」
ナカをこりっと、優しく持ち上げるように指が屈折されたとき、散々いじめられたクリがびくんっと疼いた。
「や、あああ! な、なにそれ……っ!」
「ここ、女の子がナカで気持ち良くなるポイントの一つ。ナカからクリを苛められているみたいでしょ?」
――こり、こり……にゅぷぷぷぷ……
「あああっ! そこ、動かしちゃあああっ!」
一点を目がけるようにピストンを始めた指が、優しくざらざらしたところを刺激する。
その度に、きゅんきゅんとナカが収縮して指を締め付け、もっともっとと奥へ誘ってしまう。
「あああ……も、また……っ!」
クリとの刺激とはまた別の絶頂が近い。
じわじわと外堀を埋められ、追い詰められていく。
「自分で腰、動かしちゃうくらい気持ちいい?」
とんとんとん、とリズミカルなそれは、単調なのに、的確に私を責めていく。
「きもち、いいよぉ……! また、またイっちゃう……っ」
あと少し、というところで、ずるんと指が抜かれた。
「え……あ……」
困惑して幸彦さんを見上げると、幸彦さんは切なそうな表情でそこに自身を宛がう。
「も、限界……挿れていい?」
そっと、耳元で囁かれる。
真摯なそれにどきりとしたけど……
私はその首に手を回し「いいよ」と答えた。
「今度は幸彦さんが、私で気持ち良くなって?」
考えてみれば、ずっと我慢させてしまっていた。
自分から仕掛けるキスは、まだ慣れてなくて、子供みたいなそれになっちゃうけれど、幸彦さんは嬉しそうに目を細める。
「やば……可愛すぎ……」
幸彦さんの強直が、私のナカへ入ってくる……!
「んっんぅ……はぁ……!」
熱くて太い鬼頭をくぷりと飲み込み始めると、圧迫感より内壁を擦られる刺激に全身が蕩けてしまう。
「ひゃああっ! おっき、ナカ、おかしくなっちゃう……っ!」
奥へ奥へとずんずん進むそれは、最奥をこつんと射止めるとぐりぐりとナカを蹂躙する。
「はぁ……たまんね……由梨菜のナカ、吸い付いてくる……っ!」
幸彦さんはいつもの飄々とした表情じゃなくて……眉を寄せて、余裕がなさそうに息をつく。
「あ……んんっ! ね、私、気持ちいい?」
「ん、サイコー……気ぃ抜くとこっちが持たねぇ……っ」
素直に甘えてくる口調が嬉しくて、気持ちもとろんとしていると
「動く、からな!」
幸彦さんは上体を戻し、奥へ奥へと突き上げる。
「ああっ! 深ぃいい……っ!」
遠慮のない質量がずんずんと奥へ進み、きゅんきゅんと締め付けてしまう。
敏感にされてしまった私はその動きにもう蕩け切っていて、しつこく奥をノックされた時にはわけがわからなくなっていた。
「も、おかしく、なっちゃ……! 気持ち、いいよぉ……!」
「由梨菜は奥が好きかぁ、いいな、エロくて……」
ぐりぐりと内壁を抉っては、不意に奥を突き詰めて……肉棒が痙攣するのを感じる間もなく、ぐっと深く、突き上げられた。
「ああっまた、またイっちゃ……!」