「っぅああ、んっ」
耐え切れずにあたしは恥ずかしながら喘いでしまう。
「うわ、かわいい声だねー」
「ぃや…………」
「身体は素直だねぇ」
そしてまたべろべろと大げさに胸の尖端ばかり責められる。
「ひぃ、あ、ぃやぁ、」
「ちゅーがいい?それともペロペロ?」
「どっち、も、いゃ………」
「はいはい両方ねー」
抵抗の声すら上げられない。
口呼吸をすれば喘いでいることがカメラにも入りそう。
左の胸の尖端はごりごりと指で遊ばれ、
右の胸の尖端にはケントさんの舌で犯されている。
そんなことにあたしは感じていた。
正直、気持ちいい。
でもあたし普段はセックスなんて嫌悪してたのに、なんで受け入れられるんだろう。
それが不思議。
「あ!もうそこまでやってんのかよ!」
………
………
電池を持ってきた咲夜は、ケントさんとあたしの光景を見て残念がっていた。
「しかもケントは無視して進めて夢中になってんのな」
「さく、や、あたし………」
「痛いことはしないよ。最初からお酒入れてたし」
なるほど。
お酒の効力でぼーっとしたり、いじられて盛ってくるんだ。
怖いお酒。
「こっちみろ」
ケントさんは咲夜を見ていたあたしの目の前に出てきてキスをしてきた。
かなり濃厚で、ぴちゃぴちゃ、といやらしい音を立てる。
「ははーん。ケントも本気スイッチ入ったか。」
「んっ、ぁ、ぅ~~っ」
「気持ちい?いきそう?」
ケントさんの言葉にあたしは首を振る。
「でも身体がびくびくしてる。イキそうなんだね。もっと気持ちよくしてあげる」
「ほれケント」
持っていたピンクの大きなカプセルみたいなものを渡した咲夜。
ケントさんがそれをカチッと操作すると、ブブブ…と音が鳴って振動している。
それを左の胸の尖端にべったりとくっつけた。