「はっ‥‥‥」とかすかに先輩の喘ぎ声がした。
それが嬉しくって、顎をおもいっきり開いて喉奥まで咥える。
それがたまらないくらい気持ち良いみたいで、先輩はあたしの頭を撫でてくれる。
根本を少し力を強めに抑えては吸い込んでみる。
確か動画では、男性の根元をつかんでしまえばイキそうでいけないといった、気持ちいい感じができるらしい。
あたしは必死に咥えては根元をぎゅっとつかんでみた。
先ほどよりも太くなる。
あぁ、先輩も初めてのあたしのフェラも気持ち良く感じてくれてるんだ。
口が疲れてしまうけど、先輩のつむぐ口の端から喘ぎ声が聴こえてくると、なんだか達成感に満ち溢れる。
「さて、もういいよ。一緒に気持ち良くなろう」
あたしのおでこにキスをしながら、先輩はあたしの顔を見てくれた。
「じゃ、脚広げるからね~」
クパっと股を広げるポーズになった。
恥ずかしくて、穴があったら入りたいくらい。
「熟してるねー。気持ちよさそう」
そう言いながら先輩は自分の性器をゆっくりと挿入してきた。
めりめりと膣壁を書きわけて入って来る先輩のモノ。
「ぁあぁぁああ、」
痛い気持ちもあったけど、それよりも気持ちいい。
「うーわ。ヒダヒダが吸い付いてくるな。さいこー」
ググっとさらに奥の奥まで入って来る。
「わかる?俺のペニスがここまで入ってる」
あたしのお腹を触りながらそういう先輩。
あたしは確かに先輩が入ってきてくれている。
そのことが幸せすぎた。
「動くね」
そう宣言してからガンガンと奥を突かれる。
痛い。すごく痛い。
だけど乳首も丁寧にもまれれば快楽もある。
だから痛いのと気持ちいいが交互に押し寄せる感じだ。
「っは、ぁはっ、やばい、っ、葵ちゃんの中がすげー締まってて、ぬるぬるしてて、気持ちいい!」
「んぁああたし、もです、先輩っ、先輩っ!!」
そして先輩に余裕が出てきたのか、体位を変えたいと言った。
あたしは言われたまま、一度先輩の性器を抜いて、四つん這いになる。
「いくよー。股少しだけ開けてな。それからいったらだめだからね?」
悪魔のような笑みと言葉だなぁ、と思う。
だけどそれよりも何よりも、早く味わいたくて、
気が付けば自分から求めていた。
………
………
「先輩‥‥早く‥‥‥ほしいです」
「!!ったく‥‥、ダメだぞ、そんなに煽られたら、本気出しちゃうからさ」
先輩は手をあたしの両側のおしりにおいて、
一気にずるっと挿入してきた。
「っっっあああっ」
少しずつ動いてくれている。
嬉しくってあたしはキュンっとしてしまう。
「締まり、よくなった。気持ちいいんだ」
「はい、ほんとうに、気持ちが良くって、先輩が、愛しくって‥‥‥」
「なになに~?俺の専属になる?」
「専属??」
「まぁ細かい話は終わった後で」