私は先を促した。何だかんだで、私も結構楽しんでる。
「え~っと…?フェラ?ああ、これはリンちゃんしか効果ないのか。それなら…」
私は将人さんからベッドに押し倒される。
「俺が舐めます」
将人さんが私の胸を舐め始める。
「ああ!いや…ん…」
ムードは本当に全く少しもないのに、やっぱり感じてしまう自分。
「気持ちいい…。将人さん、気持ちいい…」
将人さんの口が舌の方へ下りていって、クリトリスを舐め始めた。
「ん~…ああ…んっ…」
私はふと、将人さんが変な動きをしていることに気がついた。
「なに…してるの…?」
「ああ、手コキもカロリーを消費するとサイトにあったから…」
「へ~…そ~なんだ~…」
何だか、萎えてしまった。
「えっと~、次は…」
「頼むから、私からスマホが見えないようにしてくんない?」
「バック、やってみようか?」
「聞けよ、人の話」
私は四つん這いになって、お尻を将人さんに向けた。
将人さんはゆっくり私の膣の中にペニスを挿入する。
「ん…」
ムードは本っっ当にないけど、入れられた瞬間は甘い感覚が体を走る。
「動くね」
将人さんはゆっくり腰を動かし始めた。
「あ…んん!」
やっぱり気持ちがいい。将人さんとのセックスは気持ちがいいんだ。
将人さんはだんだん激しく腰を動かし始めた。
「ああっ…!いい…!気持ちいい!」
私は意識せずにはしたない声をあげる。
将人さんの腰の動きは勢いを増す。いつもより激しいくらい。
「まっ…待って…。はげし…すぎ…」
「激しければ激しいほどいいらしいんだ」
萎え…る暇もなく、私は腰を持ち上げられた。
体勢的には上半身が布団に突っ伏した状態で、腰だけ上がった状態だ。
「なに…?」
突っ伏した状態で、私は顔だけを後ろに向けた。
「立ちバックだと、さらに効果が上がるみたい」
将人さんの眩しいほどの良い笑顔が印象的だ。
将人さんがまた動き始めた。
「んん…。いや…!」
気持ち良すぎる。
もうこの際、ダイエットでも何でもいいや。私は私でこの状況を楽しもう。
「もっと突いてえ…!」
私は甘ったれた声を出す。この声、実は将人さんが好きな声。
予想通り、将人さんは声に興奮させられたのか動きがさらに激しくなった。
「ああ…!いやあ…。気持ちいい…!」
「ごめん…。リンちゃん、1回出すね…」
「ン…。だしてえ…」
そう言ってから割とすぐに、私の膣の中が温かいもので満たされたのが感じられた。
将人さんのペニスから解放された私は、布団に完全に突っ伏した。
「ムードはないけど、これはこれで楽しいね…」
そう言いながら将人さんを見ると、彼は熱心にスマホを見つめている。
「リンちゃん、次は対面座位をやろう。俺が動くから、リンちゃんは動かなくていいからね」と、ニッコニコの笑顔。