千種が腕に触れた。
それだけで
もっと
もっと
触れてほしい。
「ん……」
千種はあたしの耳元でささやいた。
「気持ちいいことしてやろっか。一人でよりもっと気持ちいい」
「ん-ーーっ平気だもん!」
「じゃ、俺も平気。お茶飲みたい」
「はいはい。着替えてからね」
「着替えないで。乾かしたら俺がもらってって染み抜きしたるわ」
「え??」
「だからそのままで」
「………わかったわよ」
台所に立って氷をコップに入れていると後ろに気配を感じた。
氷を置いて振り返ろうとすると、その前に千種は後ろから抱きしめてくる。
「千種?甘えてんの?」
「逆。甘えれるように調教してやるよ」
「何言って―……」
千種の手は両胸へ移動された。
驚いてビクンと跳ね上がるあたし。
「やわらけー」
「これ以上やるならお湯かけるよ?」
「こわ。でも、そうもいかないんだよなーそろそろ」
徐々に手のひらを胸から離して、指先で乳首をつかまれた。
「っ!」
「…………どう?」
耳元でささやかれた挙句、ピンポイントでひねられるとなんだかたまらなくなる。
「ぁ」
「うわ。えろ。喘いだ」
「は、なして…」
「やーだ」
濡れているので服がスタイルにへばりついている。
おかげでつかまれやすくなってる。
ぐねぐねと乳首をこねられれば、なんだかおかしな気持ちになった。
膣がきゅんってなる……