あたしはもう、耐え切れなかった。
すぐさま電話を切って、喘ぐことに専念しようと決めた。
「あれ?もういいの?」
「だめなの……お願い千種、いかせて」
「いいよ。じゃ、スピードあげるから覚悟しろよ」
「うんっ」
千種は少しだけ腰を浮かせてあたしの腰をつかむ。
「んあ!」
ずん、と余計に奥に入った。
そして小刻みに素早いスピードになる。
あたしはよだれをためて喘ぎだした。
「んぁ!き、きもちぃ、い!!」
「俺もっ気持ちいい!」
「きゃ、、ああぁ!も……だめいっちゃう!またいっちゃう!!」
その声を聴いて千種は一気に腰を引いては挿入するという、
かなり激しい運動にあたしはついてはいけずだ。
「んぁぁぁぁあああもうだ、めぇぇ!!!」
「お前の中、あったかくて、ぬるぬるで、気持ちよすぎる!!」
「いくっ……いっちゃ…………うっよぉ…………」
涙をたっぷりためた目で千種を見れば、キスをくれた。
そしてラストスパート並みの速さであたしは二回目の絶頂を迎える。
イった後に膣がきゅうきゅうと千種のペニスをしぼった。
「くっ…………」
それに耐え切れず千種も絶頂し、二人は覆いかぶさるように抱きしめあった。
ペニスからはどくどくと精液があふれていた。
「………な、このまま一緒にお風呂入ろう」
「いいよ」
「お、意外な返事。」
「どういう意味?」
「嫌がられるかと」
「もういいよ。行くよお風呂」
「ういーー」
この後の第三戦目を予期せずに、
あたしは一緒に浴室に向かったのであった。
- FIN -