私は大学の講義が全て終了すると、急いで借りているアパートへ帰った。
窓が施錠されているのを確認して、まだ明るいけどカーテンを引いて部屋を薄暗くした。
だいぶ涼しくなってきたけど、締め切ると部屋の中はまだ暑い。
冷房をつけてから、CDプレーヤーとどんな音も聞き逃したくないのでイヤホンを用意した。
そしてお一人エッチ用のローターとバイブを取り出した。
そしてCDをプレーヤーにセットする。
次にベッドの上に寝転ぶと、声が漏れないように掛け布団を頭から被った。
後はCDを再生するだけだ。
薄暗い中で私はCDのジャケットに貼り付けられているボイスの内容を調べて、自分が好きな声を再生した。
イヤホンを通して、低くて艶のある声が耳に流れ込んできた。
このCDの元であるゲームは、18禁の恋愛シミュレーションゲームだ。
だからCDに収録されているセリフもエッチなものばかり。
CDのボイスドラマはゲームに出演しているキャラクターが、聴き手と一緒にベッドを供にするという内容になっている。
【眠れないの?こっちにおいでよ】
18禁恋愛ボイスドラマとしてはありがちなセリフだけど、大好きな声で聴くこのセリフは私にとって殺し文句だ。
【いいこと、しようか…?】
私は自分の胸を自分の指で愛撫する。
指の中で乳首が硬くなってきた。
【キス…、してほしい…?それとも…、頭を撫でてほしい…?】
正直、どっちもしてほしくなる。
「あっ…、あっ…ん…」
私は微かに喘ぎながら、胸を愛撫し続けた。
【すごくエッチな顔してる…。こっちはどうなってるの?】
セリフのニュアンスと効果音から、下着の中に手を入れている様子だった。
私はローターをクリトリスに当てる。