和馬は芽郁の目の前に来た。
そしてスマホを股間に近付けて、片方の手で秘部を触った。
和馬の長い指が、芽郁の膣口を覆う柔らかい秘肉を掻き分けたりグリグリしたり、体液が溢れてピチャピチャと音が鳴る。
芽郁は口に手を当て、眉を寄せて、声を押し殺していた。
不意に和馬の指が、膣にズブリと入った。
「んんあっ」
指は、腹側の膣肉を滑らす様に優しく触っている。
その触れられている部分は絶妙に感じやすい部分なので、芽郁の膣は変に力が入ってしまう。
「すごい締まってるよ」
そう言って、和馬は指の第二関節を曲げて、更に感じやすい部分をグイグイと刺激する。
「芽郁ちゃん、気持ち良い?」
「う、うん、気持ち良い…」
ゆっくりと動いていた指は、急に早くなって、芽郁の膣を襲う。
芽郁の膣には、今まで使った事のない腹や腰の筋肉を動員させて、より締まりを良くした。
和馬の親指が皮に隠れていたクリトリスを器用に探り出し、コリコリと刺激する。
2人の隣で、結以がじっと芽郁の歪んだ顔を物珍しそうな表情で眺めていた。
「イ…イクっ!」
芽郁は胸をギュッとすぼめて、腰はビクビクと痙攣した。
「おー、イッちゃったね」
芽郁の赤く、少し和らいだ顔を見ながら、和馬は膣から指を引き抜いた。
それは、膣から溢れ出た愛液で濡れていた。
和馬は濡れた指に親指を合わせて、それから直ぐに離して、糸を引いた。
糸は中心から少し垂れて、また潰され、再び引くと、また垂れる。
その様子が如何にも妖しく感じられて、和馬は暫くそんな事を繰り返して遊んでいた。
「ねぇ、あたしは」
結以は夢中になって糸を引いている和馬の肩を揺すぶり、そう言った。
結以は先程から、和馬の芽郁贔屓にある不満を抱いていた。
芽郁と結以は大学からの友達で、割に仲が良かったが、心底では、結以は芽郁の事を見下していた。
見下すという表現は少々誇張であるが、こんな事は女子にはよくある事だろう。
芽郁の内気な性格と、至って平凡な容姿に、自分が負ける筈がないと思っていた。
それなのに、和馬は殆ど自分の体に興味を持とうとしない。
それは結以には不当に感じられていたのだ。
和馬は結以の方に体を向けた。
結以は直ぐに和馬のペニスを握り、しごき出した。
そしてそれを口に含んだ。
結以は和馬の大きすぎるペニスを、顔を動かして舌で必死に愛撫した。
その間にも、和馬は芽郁の秘部を触っていた。
芽郁の喘ぎ声が聞こえる。
和馬は結以の体を持ち上げると、スマホを向けながら、芽郁と同じ様に寝かせて、秘部に口付けをした。
「ああん!気持ち良い」
和馬の舌が、結以の秘部を濡らしている。
時折膣口から溢れる愛液を啜ったり、襞を唇で挟んだり、息を吹きかけたりした。
結以は腰をヒクヒクと震わせていた。
その理由は和馬のクンニリングスが気持ち良かったのと、和馬の気を惹かせる為の演技でもあった。
「結以ちゃん、もうこんなにビショビショになって」
そう言って和馬は指先を秘部を押し当て、濡れた指先を結以の目の前に差し出した。
それは芽郁と結以の愛液だった。
「和馬さん、もう挿れて」
「うん、じゃあ、ゴム取って来る」
「大丈夫。生でしよう」
「良いの?生で」
「うん、中に出さなければ」
結以はそう言って和馬を自分に引き寄せて、脚を先程の様に広げた。
和馬はスマホの画面を見ながら、ペニスを結以の膣口に押し当て、ゆっくりと中に挿入した。
結以の比較的小さめな膣を、馬の如く和馬のペニスがグイグイと押し広げる。
何の工夫も無く、ペニスは子宮口を押す。
結以は予想を超える遥かなペニスに、体を大きく仰け反った。
和馬は奥まで入ったのを感じると、少しの間そのままの態勢でキスをしてから、腰を前後に動かした。
芽郁はぼんやりしたまま、体を起こして、2人の性行を眺めている。
和馬はずっとスマホの画面を見ながら、腰を振っている。
和馬の激しいピストンに、結以の小さな乳房が大きく揺れている。
「芽郁ちゃん、こっち」
和馬は芽郁を自分の傍らに呼んで、芽郁の体を片腕で抱き寄せ、キスをした。
それを見て結以が和馬の首に襲いかかり、上半身を起こした。
そして芽郁から和馬の口を奪い、首を後に回して体を密着させた。
芽郁は驚いた。
立ち膝のまま後に退き、2人の激しい性行を、不思議な感覚で眺めている。
結以は必死に和馬の口を吸い、和馬の脚の上で腰を振っていた。
何だか美しかった。
まるで映画の濡れ場シーンのようだった。
結以が和馬を恋していた訳ではない。
只生まれ持った自尊心が結以をそうさせたのだった。
「イ…イク!」
「俺も!」
和馬は結以を前に倒し、急いでペニスを抜き取って、白い液体を腹の上に出した。
ペニスは、踊る様にヒクヒクしている結以の腰の上で、痙攣しながら徐々に萎えていく。
………
………
………
芽郁と結以は次の日も同じ様に掲示板に投稿した。
そして男の人と会ったが、その人は和馬の様な紳士ではなく、根暗で無愛想な人間だった。
ペニスも異常な程臭くって、また体を触りたがった。
乱暴な人ではなかったから、痛い事をされた訳ではなかったが、2人が援助交際をする事は二度となくなった。
和馬とは何も連絡を取っていない。
今は一体どんな女性を抱いて、動画を投稿しているのだろうか…。