マニアック

快楽漬ダイエット

「ふあっ……響先生……そこぉ……!」

「そこ、なんですか?」

 質問を投げるくせに、答えさせる気はないようで。

 響先生の大きな手は遠慮なく私の胸を揉みしだく。

 二の腕から脇の贅肉までかき集め、それを胸に流すような動きはただのマッサージにしては大胆だ。

 背後から私を抱きしめ、耳元でささや
く。

「乳首も触って欲しくなっちゃいましたか?」

「ひゃぁっ……い、意地悪ぅ」

 耳たぶから、ねっとりと。

 舌をぬるりと穴へ滑らせ、息を吹きかけられるのがたまらない。

 オイル塗れにされたビキニはもみくちゃにされるうち、あっと言う間にはぎ取られてしまった。

 上半身裸にされてしまったわけだけれど、不思議と最初に勝る羞恥心は沸かない。

 それよりも、ピンと自己主張をしているのに放置されたままの乳首がじんじんと疼いてたまらなかった。

「こうしてリンパを流すことでバストアップにつながります。もう少し頑張りましょ? せっかく延長してくれたんですから」

 響先生は鎖骨のあたりをぐりぐりと指圧しながら、再び脇へ掌を滑らせた。

 指の腹でじっくりと脂肪が移動されているようで、恥ずかしくも気持ちいい。

「ふふ……史佳さんの胸。大きくて気持ちいいなぁ」

「あぁっ! もぉ、遊ばないでください……」

 左右非対称に胸をもにゅもにゅとされると、谷間を擦られているようで恥ずかしい。

 牛の乳しぼりをするような手つきはもどかしくてつい腰をよじってしまう。

「ここ、お待ちかねでしたか?」

 つつ……と、オイルをまぶされた指が、乳首をきゅっと捉えた。

「あぁあん!」

 ――こりっこりゅこりゅ……きゅうっ!

「ひぅっ……あぁ!」

 優しく丁寧にマッサージされていた乳房と違い、ころころと弄ばれる乳首。

 響先生の指の動きに合わせて跳ねてしまう身体は、とっくに快楽に従順になっていた。

「史佳さん。胸だけでも気持ちよくなれるって、実は才能だって知ってました?」

「ん、ぁあ、し、知らな」

「ここ、触るたびにきゅんきゅんしているでしょ?」

 大きく開脚させられたままの、中心部をぷにっと押される。

 ブルマには吸収しきれない恥ずかしい液が身体の奥からとろりと零れた。

「これ、濡れているのオイルだけじゃないですよね?」

 人差し指と親指をねばねばとさせる。糸引くそれが生々しくて、思わず顔を反らした。

「じゃあ、一番老廃物が溜まっているところ、デトックスしましょうね……ほら、もうコリコリだ」

 響先生はブルマ越しに大きな掌でそこを覆うようにんだ。

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