――くちゅ……ちゅっちゅぢゅうううっ!
指で
露出したクリをきつく吸われた瞬間
背中が仰け反るほどの衝撃が走る。
「あああっ! ひっ! ひぁっイクぅうう!」
小さな豆粒ほどの器官が浅ましく貪った快楽は
、制御しきれない刺激を
上り詰めた絶頂からいつまでも下りられないように
びくんびくんと身体がはねる。
激しく突き刺さるようなそれは
イってもなお私の身体に燻っていて
「入れて、いい?」
和志の剛直をみつめただけで、
身体の奥がきゅんと甘く痺れていた。
「いい、けど」
「けど?」
「ゴム、ない」
「あるよ。さっきコンビニで買っといた」
ごそごそと取り出した和志はにやりと笑う。
「い、いつの間に!」
「さすがに目の前で会計するのは気が引けたから、
あの時離れてくれて助かったよ」
その表情はイタズラが成功した子供そのものなのに、
目の奥は獲物を前にした肉食獣そのもの。
パッケージを破いた音が部屋に響き、
今更ながら生々しいと感じた。
(これから……)
和志と繋がる――
それをしてしまったら、引き返すことはできない。
ゴムを装着した和志が私をそっと抱きしめた。
その肩が少し震えているのは気が付かないことにする。
私は自ら脚を開き、それをあてがうよう、誘った。
「入れて……早く」
六年。待たせていたつもりはない。
けれど、欲しがっていたのは和志だけではない。
「……っ! ホント、ずりぃ」
和志は私に覆いかぶさり、
我慢しきれないように貫いた。
「はぁっ……んんっ!」
潜り込むように奥へ奥へと無遠慮な質量が私のナカを
散々敏感にされた身体は、ぎゅうぎゅうと阻むように締め付けてしまう
。生理的なそれは、まるで形を味わっているようで、
自らが暴かれていく感覚がたまらない。
「あぁっ……おっきぃ……!」
「……ッ! あぁー……すげ……。油断したらイかされる……ッ!」
ゆっくりと抜き差しされていたペニスは、
やがて私のナカをごりごりと押し上げるような動きになる。
「ふぅっ、あぁっ! んっ!」
指や、舌じゃ届かない場所まで圧倒的な質量で突き上げられたとき、
私のナカは彼のそれにすっかり懐いてしまっていた。
――ぐちゅんっ! じゅぽっじゅぽっ!
「はは……エロい音たってきた……ナカ、
すげぇきゅんきゅん絡みついてきて、イきそー……」
和志は荒い息を潜めつつ、汗を浮かべていた。
その色っぽさに、生意気だと思いながらも見とれてしまう。