「んああぁ、」
「ぅあ、ぬるぬるって‥‥‥気持ちいい」
「ぁ、は、‥‥いっちゃう‥‥‥」
「まだだよ」
それからぎりぎりまで抜いて、入れる。
それを激しく繰り返せば私の膣はいつでも濡れた。
「あっ、あん、あ!」
「こらこら陽子さん‥‥っ、そんなに、喘いだら‥‥」
「ひぁ、ふみ、と、くん‥‥‥っ!イク!」
「まだ早いよ。」
「おねが、い、もっと激しく‥」
私は“おねだり”をしてみた。
昔旦那にしたら少しだけ動揺した。
文人くんはどうだろうか。
なんて試すことは辞めないと。
そう思っていたら、
文人くんは私の両ひざ裏を持ち上げて、
さらに深くついてきた。
「これは、ど、う??」
ガンガンと突っ込まれれば私は喜んだ。
「ぃ、ああぁ、!!気持ちい‥‥!!!」
「あー、いきそう。ごめんね陽子さん」
さらにスピードは上がる。
私の両ひざ裏を肩に乗せて、
手は私の腰をしっかりとホールドしている。
喘げば喘ぐだけ、速度は上がって私たちは頂点に達しそうになっていた。
「あん、ぁ、い、ああぁん!」
「は、っは、よう、こ‥‥いこう、一緒に、‥‥‥っ」
「いっちゃあう!イクっ、イクよ‥‥っね!!」
「くっ‥‥‥」
私は喉が避けそうなくらい喘いで、
文人くんは入れ残しがないように深くつないで、
そうやって私たちはほぼ同時に達していた。
‥‥‥
‥‥‥
いつだって不倫は良くないこと。
そう思って私は不倫を
だから旦那も軽蔑対象ではあった。
だけど知った。
私は旦那とは違うかはわからないが、
心を満たしてくれる不倫もあるのだと。
この日から私はお弁当作りをやめてみた。
旦那がどう反応するだろうか。
見ものなのよね。
けど私の心はもう戻りません。
文人くんにしか、気持ちも身体も向かない。
そう、確信したのだった。
- FIN -