マニアック

私のコイビト…

ついに明かされる秘密の正体

ホテルに着くと気持ちが抑えきれない私は、脇山さんの手を握る力がより一層強くなる。

緊張感もあったのだろうか、慌ててそれに答えるように脇山さんも男性には似合わない小さめの細い手でキュッと握り返してきた。

部屋に入ると私は脱いだ靴を放り出して、高ぶる気持ちを抑えきれず、脇山さんを強く抱き寄せました。

そして、そのまま彼をベッドに押し倒そうとしたのです。

「ちょっと待って。まだシャワーを浴びてないよ。慌てなくても時間はたっぷりあるし、先にシャワーを浴びてからにしようよ」

彼の言葉に頷き、一旦気持ちを落ち着かせた私は、先にシャワーを浴びにバスルームに入っていった。

私がシャワーを浴び終えてバスルームから出てきた後、なぜか大きく深呼吸をしてから、脇山さんも続いてバスルームに入り、シャワーで汗を流し始めました。

10分、15分と時間がたってもなかなか出てこない。

痺れを切らした私がバスルームに向かおうとした時、シャワーを終えた脇山さんが中から出てきた。

どういうわけか、男なのに胸から脇まで焦らすかのようにバスタオルを巻いた状態で、ベッドルームの入り口を入ったところで立ち止まった。

先にベッドに向かって腰を掛けた私は、

「なんでそんな風にバスタオルを胸とアソコを隠すように巻いているの?早くこっちに来てもっとよく見せてよ」

すると、脇山さんは、

「亜由香ちゃんごめんなさい。今までずっと隠してきたけど、実は、これが本当の私の姿なの・・・」

そう言って、体に巻いていたバスタオルを取って見せました。

しかし、脇山さんの体の下の方に目を向けた次の瞬間、私は息を呑む光景を目の当たりにしたのです。

驚いたことに脇山さんのアソコを見ると、本来男性には絶対についていなければならないペニスがついていなかったのだ。

それに、脇山さんは普段晒でも巻いて膨らみを押さえていたのか、女性のようなキレイな丸いお椀型のEカップ以上はあるであろう美巨乳が現れたのです。

「実は、僕は男じゃなくて女なの・・・、ごめん。でも、亜由香ちゃんのことを騙すつもりはなかったの・・・」

私は一体今何が起きているか一瞬わからなくなったが、徐々に冷静さを取り戻すと、今目の前で起こっていることが、嘘であって欲しいと思った。

どうか夢であって欲しいと何度も願ったが、目の前の事実は変わるわけもない。

「ごめんなさい、亜由香ちゃん。これが本当の私の姿です。きっと僕のことが嫌いになって、もうこれ以上私と一緒にいたくなくなったでしょう」

私は驚きのあまりしばらく返答ができずにいた。

「だから、僕…もう帰ろうと思います」

脇山さんの目からは一粒二粒とポロポロ涙が溢れ出してきた。

しかし、一瞬驚きはしたが、なぜか私は不思議と怒る気持ちにはならなかった。

なぜなら、私は心の底から脇山さんに惚れ込んでしまっていたからだ。

嘘をついたとか騙したとか、そんなの私にとってはどうでもいいことだった。

だから、脇山さんを責めるつもりはなかったし、むしろそんな彼がいとしく思えてきたのです。

今思えばだけど、これまでにも女性を匂わせるヒントがあった。

バラを毎回持って来てくれるマメな性格、掃除が行き届いた女性のような部屋、料理上手、そして、中性的な見た目・・・。

脇山さんが女性だったことに合点がいく。

私は思わず脇山さんを慰めるかのように強く抱きしめました。

「あなたが女性であろうとなかろうとどうでもいい。今の私はあなたを愛しているの」

そう言うと、私は脇山さんをそのままベッドに押し倒した。

「いけないよ・・・、亜由香ちゃん。僕女なんだよ・・・」

脇山さんは最初は軽く抵抗していた。

しかし、私が強引に唇を重ねてお互い舌を絡め合っているうちに、体の力は少しずつ抜けていき、最後は抵抗することなく全てを受け入れる覚悟をしたようでした。

イケそうだと感じた私は、首筋から鎖骨へと舌を滑らし、大きなお椀型のEカップ美巨乳に到達。

両手で2つの乳房を優しく揉みながら、少し小さめの乳首を口に含んで舌で転がした。

「ああん・・・」

カワイイ顔の眉間にしわを寄せて、小さな声を漏らした。

そして、私は唇を徐々に下の方に這わせていくと、脇山さんの秘所が目の前に現れ、すでに湿った陰毛を指で掻き分けると、ピンクの蕾に吸い付く。

硬く尖ったその蕾を続けて少し強めに吸い上げると、

「ああ・・・、ダメ、それはダメ・・・、いやん・・・」

と徐々にあえぎ声が大きくなってきた。

しかし、脇山さんの言うことを無視し、私は夢中になって口で大きく成長した蕾を激しく攻め立てました。

さらに、人差し指と中指を揃えてゆっくり膣口に挿入しながら、舌先で前後左右に何度も往復して真っ赤に充血した蕾にとどめを刺す。

私の口の中で一層大きくなり、淫水でヌメヌメに濡れていた脇山さんの秘部は、もう限界を迎えていた。

「あふん・・・、いやん、ああ、イッちゃうよー!」

そう言った後、脇山さんの膣口からピュッピュッと透明の液体が私の口の中目掛けて、勢いよく飛び出したのです。

脇山さんはぐったりして呆然としていました。

私はレズビアンではないが、女同士のエッチという初めての体験に興奮してしまい、自分のアソコもヌルヌルに濡れまくっていたのです。

すると、元々覚悟を決めて今夜に臨んでいた脇山さんが、

「もう僕も我慢できなくなってきた。亜由香ちゃんと繋がりたい」

と言いながら、鞄の中から予め用意していた両端が男性のペニスの形をした双頭ディルドを取り出しました。

今度はお互いの性器をくっつけて、激しく擦り合わせます。

「ああーん、いやらしい音が聞こえるー」

私と脇山さんの秘所はグチョグチョと音が部屋中に響くほど濡れだしたのです。

もう気持ちが抑えきれなくなり、私は双頭ディルドを手に取って脇山さんの秘所に挿入した後、自分の中にも挿入して一緒に繋がりました。

これまでに経験したことのない体全身を突き抜けるような極上の快感に我慢しきれず、私と脇山さんはあっという間に果ててしまいました。

こんなに幸せで最高のセックスは、女同士でも脇山さんとしか味わえないだろう。

そんな余韻に浸りながら、私はそのまま朝まで眠ってしまったのです。

朝方目覚めた私は、隣に一緒に寝ていた脇山さんがいなくなっていることに気付き、テーブルの上に書き残してあった手紙を手にしました。

今日は亜由香ちゃんの誕生日なのに、私のようなもののためにありがとう。

逆にこんな最高のプレゼントをしてくれて、亜由香ちゃんには本当に感謝しています。

気持ちよさそうに眠っていて起こすのは悪いと思ったので、私は一足先に帰らせて
いただきます。

とその置き手紙には書いてありました。

今度また店で会えると思っていたので、会った時にでもこちらもお礼を言おうと思い、私もシャワーを浴びてから帰路に就いたのです。

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