マニアック

最愛のドSな彼

「あ、ンうううッ」

「……っ、は、いきなり、とか」

体重をかけて一気に奥まで挿入する。ごちゅんと最奥に当てると、太腿にまで愛液が伝った。

「すご、きもち、い……っ」

刺激が強すぎて嫌いだったはずの最奥が、甘く痺れるように気持ちいい。

自身で腰を回して、にゅぐにゅぐと奥を弄った。

太い肉塊にっかいに余すことなく満たされて、震えるほどの絶頂感が押し寄せてくる。

「あ、イく、イっちゃうよ和樹……っ」

「奥、随分良さそうじゃないか。いつもは奥は嫌だと泣くが、俺のやり方を本当は君も楽しんでいてくれたんだな」

「ち、ちが、和樹のヘンタイセックス、やだぁ」

「そうか?」

「ひあ……ッ!?」

突然尻たぶに練乳を擦り付けられて、私は驚声を上げて眼を丸くした。

戸惑っているうちに、練乳をまとった和樹の長い指が菊孔に這入ってくる。

「やだぁっ!な、なに、何するのっ?」

「練乳を摂ると妊娠しやすくなるそうだ。ここから摂れば良く吸収するそうじゃないか」

「そ、そんなの知らない!やだ、やめてっ」

涙声は途中で悲鳴じみた嬌声に変わった。

容赦なく最奥を穿うがたれて、私の背が限界まで反り返る。

和樹は手首を縛める赤いリボンをブチブチッと引き千切り、私の腰骨あたりを両手で掴んで雄鉾を撃ち込んだ。

ジュポジュポと聞くに堪えない淫らな音が部屋に響いて、私はたちまち限界を迎えてしまう。

 

「あ!うぁ!ひぃッ!イくっイくぅぅ……っ」

「まだ十も数えていないぞ、俺のヘンタイせっくすでイっていいの?」

「やだぁぁ!やだけどっ、だめ、もう我慢出来ないぃ」

和樹の肩を掴んで噛み付くようにキスをする。

目をつぶらずに彼の姿を見つめて、その色っぱい姿に背筋が痺れて、絶頂に備えて身体をぎゅうと固くした。

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