マニアック

母親代わりのアラフォー婦人の快楽レッスン

私の体が伸び上がり、反り返る。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

喘ぎ声が止むと、官能の極致に達したのか、ぐったりとした。

幹彦君の顔から滴り落ちた汗が、私の巨乳を滑る。

 

初めて女性と性交を経験した幹彦君が、童貞を卒業した瞬間である。

「初めての経験がこんなオバチャンでごめんね」

「いや、僕の方こそありがとう。やっと男になれた感じです。何もわからなくてごめん
なさい」

「よかった、喜んでくれて。今日はゆっくりしてね。後で夕食作るから、いっぱい食べて
帰ってね」

私と幹彦君はベッドの中で、互いに全裸のまま手を取り合って休んだ。

時々は、向かい合わせになったり、乳房を触ったり、お尻を撫でたり・・・。

「幹彦君はこれからいろんな女性と付き合うと思うけど、とにかく、何よりもまずは優し
さが大切だからね。決して女が嫌がることはしないでね」

と私は幹彦君に教え諭すかのように言った。

 

幹彦君はまだまだいろいろと知りたかったようで、

「美紀子さん、女の人は、どこを触ると一番喜ぶの?」

と聞いてくるので、

「人によって違うと思うけど、私はクリトリスを舐められるのが一番感じるわ」

そう伝えると、

「じゃあ、舐めてあげるね」

と言った後、幹彦君は私の両足を思いきり開いて、股間に顔を埋めた。

そして、舌でペロペログチュグチュと音を立てながら、むしゃぶりついてくる。

「あぁ、ダメ、イクゥー!」

先程、果てたばかりの私は、また絶頂に達したかのように喘いだ。

花芯からは愛液がコンコンと湧き出ている。

何て気持ちがいいのだろう。

こうして、全裸で乳繰り合いながら、昼過ぎまで過ごした。

 

「買い物へ行ってくるから、テレビでも見てて」

私が立ち上がり、パンティーを手に取って穿いた時、窓から差し込む陽光に照らされて、
陰毛が黒光りしているのが、すごくエロく感じた。

2人の関係は、その後、週1回のペースで続いた。

幹彦君は他に彼女を作る気もなく、今のままで幸せだと言う。

そいう言ってもらえて、私は嬉しかったけど、いつしか、本当にこれでいいのかなと、
徐々に、私は考えるようになっていく。

 

だが、私の母親に大病が見つかり、母親の看病のために田舎へ帰ることになって、
2年近く続いた関係も終了した。

早いもので、幹彦君との関係に終止符を打ってから、もう10年になる。

1年前に、大病を患って看病をしていた母親が、81歳で亡くなった。

私も51歳になり、まだ再婚しても全然おかしくない年齢ではあるけれど、どうだろう。

若くして事故で亡くなった旦那との間には、残念ながら、子供はいない。

1人ぐらいはほしかったけど、こればかりは仕方がない。

これから、再婚することはあるかもしれないけど、年齢的に、子供はかなり厳しそう。

そういうこともあってか、ある意味、まるで幹彦君のことを自分の子供のように思って、
母親のように接していたのかもしれない。

お互い幼くして、母親の顔を知らない同じ境遇同士、母親が恋しいと思う辛い気持ちは、
私も痛いほどわかっているつもりだ。

だからこそ、母親代わりに幹彦君の面倒を見てあげていたのだろう。

もし、結婚した20歳の時に、子供ができていたら、幹彦君くらいの子供がいても
何らおかしくはない。

そして、母性本能を擽られた私は、幹彦君に恋心を抱いてしまった。

と同時に、女性経験が無かった、彼の快楽のレッスンパートナーになってあげて、性交の
喜びを教えてあげたのだ。

10年たち、34歳になった幹彦君は、今、どうしているんだろう。

彼女ができて、結婚して、子供も何人かいるんだろうか。

それとも、今でも、独身でいるのかなぁ、私のことが忘れられずに・・・。

いや、私のことなんて忘れちゃった方が、幹彦君の将来のためには、その方がいい。

いずれにしても、幸せな人生を送ってもらいたい、そう願うばかりだ。

- FIN -

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